「柔道整復師」という仕事を分かりやすく解説!!
〜柔道整復師とは?〜
柔道整復師=「接(整)骨院の先生」です。
「整体院」は別物です。
接(整)骨院には、厚生労働省が認可する「柔道整復師」という国家資格が必要です。
整体院は、免許を持っていなくても業務を行うことができます。
※整体院にもたくさん勉強をされて多くの経験を持つ先生もいらっしゃいますが、
免許の保持が義務付けられていない分、知識や技術の保障はありません。
柔道整復師の行う、怪我の治療には健康保険の取り扱いが認められています。
〜柔道整復師になるには?〜
柔道整復師の養成学校(3年制の専門学校*(4年制の大学もあります))に入学し、
卒業が認められる事で柔道整復師の国家試験を受験する事が認められます。
その後、1年に1度の柔道整復師の国家試験に合格し、
厚生労働大臣によって柔道整復師名簿に登録され、初めて柔道整復師となります。
〜どんな事を学ぶの?〜
解剖学(人体の構造)
生理学(人体の機能)
柔道整復学理論(柔道整復師ならではの技術)
運動学、病理学概論、衛生学・公衆衛生学、
一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、関係法規
の11科目は国家試験に出題されるのでマストで学びます。
〜合格基準は?〜
①必修問題30問(正答率80%以上でないと不合格)
②一般問題200問(正答率60%以上でないと不合格)
以上の①と②どちらも合格して初めて柔道整復師になれる。
どちらかが不合格であれば、その時点で不合格。
〜柔道整復師になるにはいくらくらいかかるの?〜
およそ300万〜500万の間でしょう。
〜ぶっちゃけお給料ってどれくらいもらえるの?〜
初任給は20万円前後でしょう。
最近はチェーン展開する接骨院も増えてきたので、
院長に昇任したり、マネージメントをする立場に少しでも上がれば、
もう少しもらえる様にはなりますが、
雇われている身での最高収入は僕が知る限り、
40万円(入社6年目の院長)が最大です。(おそらく、稀な高収入です。)
入社して数年経っても 月収20万台前半の人もザラです。
ボーナスはないと思ってください。
〜柔道整復師の未来(将来性)は?〜
現在、接(整)骨院が乱立して多くの地域で飽和状態になっている状況です。
その分、求人はあります。
しかし、いずれも低賃金で雇って、薄利でも多数店舗展開し、
オーナーのお財布だけが少し潤うというのが業界のひとつのテンプレートの様に
思えます。
その背景には、「"保険"の取り扱いが年々厳しくなっているから。」です。
ですので、柔道整復師の中でもトップレベル(スキル?トーク力?ブランディング?...etc.)の能力を身につけないことには、正直明るいとは言えないでしょう。
ちなみに私の場合、柔道整復師のという資格はあくまでも、
「コマンドのひとつ」と捉えていて、
「S&Cのトレーナーという本業を支える重要な能力。」と言った感じです。
※もちろん柔道整復師1本を極めて成功(定義は色々あるので敢えて書きませんが...)している人はたくさんいらっしゃいます。
〜柔道整復師の接(整)骨院での仕事内容〜
保険治療
骨折/ 脱臼/捻挫/打撲/挫傷....つまり原因が明確な急性の怪我に対する治療です。
保険外治療
慢性痛....肩こりや腰痛といったものは保険の適用外なので全額実費治療になります。
一般に言うところのマッサージや整体と言ったものを指します。
事務業務
カルテの作成や管理、
保険治療をした際に発生した治療費(療養費)を保険会社に請求する書類の作成など。
一般業務
清掃や精算など。
〜メリットとデメリット〜
<メリット>
・何よりも人の役に立てる事。きちんと勉強して患者様に還元すれば感謝される。
・複数の人(患者様)に話を聞く事ができる。
・独立開業する事が許されている事。
<デメリット>
・保険の適応範囲や保険の取り扱いにシビアになっている傾向があるので
風当たり?圧?は強い。
・雇用されている柔道整復師は基本的に低賃金。
〜まとめ〜
正直、柔道整復師自体の数が増えていて、飽和状態とも言えるでしょう。
需要(患者様)の人数に対して供給(柔道整復師)の人数が多ければどうなるのかは、お察しの通りです。
という意味では、柔道整復師1本でも当然ご飯は食べていけますが、
「柔道整復師はコマンド(武器)のひとつ。」
というのが私の考えです。
NSCAってどうなの?取得5年目のライセンスレビュー
今回紹介するのは、私の所属して5年目のS&C団体
"NSCA(National Strength and Conditioning Association)" について
まずS&C(Strength and Conditioning )とは、(以下、NSCAジャパン公式HPより抜粋)
「ストレングス」と「コンディショニング」の二つの言葉で構成されていますが、
それぞれの定義は以下のとおりです。
ストレングス(Strength)とは、筋力、パワー、筋持久力のみならずスピード、バランス、コーディネーション等の筋機能が関わるすべての体力要素に不可欠な能力であり、単に力発揮の大きさを表すだけでなく、状況に応じて適切に筋活動をコントロールするための「神経-筋系全体の能力」と定義されます。
コンディショニング(Conditioning)とは、スポーツパフォーマンスを最大限に高めるために、筋力やパワーを向上させつつ、柔軟性、全身持久力など競技パフォーマンスに関連するすべての要素をトレーニングし、身体的な準備を整えることと定義されます。また、一般の人々にとっては、快適な日常生活を送るために、筋力や柔軟性、全身持久力をはじめとする種々の体力要素を総合的に調整することとなります。
ストレングストレーニングは、本来コンディショニングの一部として捉えるべきものですが、NSCAが「ストレングス」と「コンディショニング」の両方を掲げているのは、NSCAがコンディショニングにおけるストレングストレーニングの役割を強調しているためです。
このS&C分野において、”科学者とスポーツ現場の指導者との橋渡し”を使命の中心に掲げています。
資格(NSCA-CPT)を取得する条件には...
-
NSCAジャパンの入会
-
満18歳以上である事
-
高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験合格者
-
有効なCPR/AEDの認定者(*)
-
NSCA-CPT認定試験に合格
費用はいくらくらいかかる?
入会金(年会費)¥12,960-
受験料¥45,200-
以上の2点はマストでかかってくる費用です。
その他、
試験対策に必要な教材を購入すると良いでしょう。
①NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識 第2版 ¥12,960-(会員価格)
②NSCA-CPT受験用問題集セット ¥9,720-(会員価格)
③CPR/AEDの講習受講料(当認定証をお持ちでない場合)¥1,400-(受講施設による)
合計¥82,240-
どんな勉強をするのか?
- クライアントに対する面談と評価
- エクササイズテクニック
- プログラムプランニング
- 安全性、緊急時の手順、法的諸問題
以上の4点が資格試験に出題される範囲となります。
〜資格の継続〜
晴れて、資格を取得しても、
資格を保持し続けるためには"継続学習CEU"というポイントを
指定のセミナーを受講したり、最新ジャーナルに載っているクイズに回答したり
して更新日までに必要数貯めなくてはなりません。
この分野は日進月歩です。
新しい情報、知識には常にアンテナを張っておく必要があります。
この仕組みは大変ではありますが、私は必要不可欠な仕組みだと考えています。
〜まとめ〜
結論から言うと、私の場合は満足度は高いです。
取得してよかったと思っているし、これからも資格更新していこうと考えています。
そもそもトレーナーいう仕事をするにあたって、資格が必要か否かは
以前の投稿にアップしましたが、最低限の知識の保証(クライアント様に対してと言うだけでなく、自身の能力として)になると思います。
ほぼ毎月(年間10冊なので)届くジャーナルも最新の研究が掲載されているので通勤時間などを使って読むと言うのも良いでしょう。
また、定期的に開催されるセミナーも興味のあるものには積極的に参加してみると良いです。セミナー自体の質も高いです。
S&Cという分野を仕事としていくにであれば、NSCA,NESTA,JATIのいずれかには所属しておく事を私はお勧めします。
逆に、資格を保持し続ける事はお金がかかる事。でもあるので、
複数取得、保持する必要はないと思います。
トレーナーってどんな資格があるの!?
まず、日本のトレーナー事情は少し海外と比べると少し違います。
日本は”トレーナー”という仕事が”ふわふわ”しています。
それは、
『トレーナーという仕事が名称独占や業務独占が法律で決められていないこと。』
”名称独占”?”業務独占”?難しそうなワードが出てきましたが、シンプルです。
『『誰でもトレーナーをして良いし、誰でもトレーナーと名乗って良い。』』
という事です。
ですので、現状トレーナーとしての実力はハッキリ言ってピンキリです。
スポーツトレーナーはアメリカが最先端を走っていると言っても過言ではないでしょう。
特にS&C(ストレングス&コンディショニング)と言われる、
日本で言う所の「フィジカルトレーナー」でしょうか。
アメリカでは、医療もスポーツの現場もひとえにトレーナーとは言わず、
メディカルスタッフなのか、S&Cコーチなのか。
と明確に区別されています。
ここでは、日本の主なトレーナーにはどの様な資格があるのかをまとめました。
メディカル部門:
と言ったところが代表格でしょう。
S&C(ストレングス&コンディショニング)部門
- NSCA
- NESTA
- JATI
<メディカル部門>
日本スポーツ協会公認 アスレティックトレーナー(通称:AT)
「スポーツドクターおよびコーチとの緊密な協力のもとに、競技者の健康管理、外傷・障害予防、スポーツ外傷・障害の救急処置、アスレティックリハビリテーションおよびトレーニング、コンディショニング等にあたる。」(JSPO 日本スポーツ協会 より)
個人的な意見ですが、、
ゼロが怪我前のレベルだとすると、ゼロからプラスに持っていくイメージではなく、
怪我直後からマイナス分をいち早くゼロに戻す専門家と言った印象です。
資格試験としては難易度は高い印象です。
理学療法士(通称:AT)
「ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。」( 公益社団法人 日本理学療法士協会より)
個人的な意見だが、、
スポーツの現場というよりは、病院のリハビリ室で業務行っている印象が強い。
柔道整復師
「接骨院や整骨院では、柔道整復師によって、骨・関節・筋・腱・靭帯などに加わる外傷性が明らかな原因によって発生する骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などの損傷に対し、手術をしない「非観血的療法」によって、整復・固定などを行い、人間の持つ治癒能力を最大限に発揮させる施術を行っています。」(https://www.shadan-nissei.or.jpより)
柔道整復師の多くは接骨院/整骨院で働き、その他では、整形外科、スポーツ現場、
老人介護施設などで業務にあたる。当ブログに管理人もこの柔道整復師免許を持つ。
鍼灸・あん摩マッサージ指圧師
「鍼:鍼と呼ばれる専用の治療具を用い、身体の表面【主に経穴(ツボ)にあたる部位】や特定の筋肉・各部位などに対し治療を施し、症状の改善に効果をあげます。」
「灸:一般的には艾(もぐさ)を用い、身体の表面【主に経穴(ツボ)にあたる部位】に温熱刺激による治療を施し、症状の改善に効果をあげます。」
「あん摩マッサージ指圧:押し、引き、撫で、さすり、揉み、叩くといった手技を用いて患者個々に適した刺激量を選択し、治療を行います。」
これらは、実は全て別々の資格。
ですが、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師はまとめて受験し、
取得する人が多い。
<S&C(ストレングス&コンディショニング)部門>
NSCA(National Strength and Conditioning Association)*米国
「他の多くのスポーツ関連団体と異なり、スポーツ科学、各スポーツ競技、医療分野、フィットネス分野などの様々な専門家グループと共に、スポーツパフォーマンスとフィットネスの向上を目的とした、適切なストレングストレーニングとコンディショニングの活用という共通のゴールを目指して活動しています。
NSCAの使命の中心は、科学者とスポーツ現場の指導者との橋渡しです。ストレングストレーニングとコンディショニングの分野に関する新しい研究の実用化を目指すことで、トレーニング指導の専門的職業としての発展を促進しています。」
(NSCAジャパンより)
当ブログの管理人はこの団体が発行するライセンスを持つ。
NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)
「アメリカ・カリフォルニアに本拠地を置くパーソナルフィットネストレーナーの資格認定団体です。
1992年よりトレーナーとフィットネスに関わる人材教育を行い、 フィットネスとウェルネスの世界において、時代をリードする革新的なプロフェッショナルを育成・教育する先導的な役割を果たしてきました。」(NESTA JAPAN ネスタ(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)より)
現在、オーソドックスなパーソナルトレーナーの資格以外に、
”腰痛予防・改善スペシャリスト”や”テニスコンディショニングスペシャリスト”など細かな資格をたくさん発行している。
JATI(日本トレーニング指導者協会)
「競技力向上や健康づくりなど、さまざまな現場でトレーニング指導に携わる者たちが、相互研鑽を通じて専門性を高め、それにより社会への貢献を果たすことを目指して集う組織です。」
(https://jati.jpより)
上記のNSCAやNESTAはアメリカがベースのライセンスであるのに対し、
JATIは唯一日本ベースの資格である。
そもそもパーソナルトレーナーという仕事に就くのにライセンスを取得すべきか否かでは、
様々な意見が交わされるが、自分の意見としては、絶対に取得するべきです。
なぜなら、
パーソナルトレーナーを仕事としてやっていくのであれば、
指導する事でお金を頂く事になります。
走る事が好き。筋トレが好き。泳ぐ事が好き。の延長で仕事はできません。
お客様は様々な事を期待して来られます。
ただダイエットや筋力向上だけではありません。
その中でも、腰痛持ちや、内科的な疾患を持って来られるかもしれません。
または、高頻度で会食への参加をしながらも痩せたい。という方もたくさんいらっしゃいます。
そう言った中で確実に効果を出さなくてはなりませんし、
セッション中の怪我に対するリスクマネージメントはこちらの能力に委ねられます。
そうなると、最低限の知識を補償する証明はあるに越した事はありません。
また、トレーナー業への就職には、資格の保持は大きく有利になります。
初心者必見!基礎の基礎の基礎 栄養学!!(おまけつき)
カロリー?エネルギーとは?
まずは、共通理解として、
カロリー(kcal.)、エネルギー、熱量は全て同じ意味です。
ビタミンCやカルシウム、ナトリウム、マグネシウム、鉄....
よく耳にするビタミン、ミネラルにはカロリーは含まれない。
つまり、0kcal.(ゼロキロカロリー)という事。
ちなみに、1kcal.とは、1gの水を1℃上げるのに必要な熱量をいう。
現在、世の中にはダイエットメソットが蔓延しているが、
(①摂取エネルギー)と(②消費エネルギー)を天秤にかけた時に、
摂取エネルギーが上回れば、体重は増↑
消費エネルギーが上回れば、体重は減↓
①摂取エネルギーとは...
- 食べる。
- 飲む。 →シンプルにこの2点。
②消費エネルギーとは....
- 基礎代謝(寝たきりでも、生命を維持する為に最低限消費するカロリー)
- 運動による代謝(スポーツはもちろん、立つ、歩く、など動作の度に消費する
- 食誘発性体熱産生(難しい名前が付いているが、食べたり飲んだりした物を口から消化管を通って肛門まで運ぶ。その過程で消化、吸収をする。これに使うエネルギーがこれ。)
これら①と②の差に尽きる。
まずはコレから!三大栄養素!!!!!
以下の3つには、カロリーが含まれるのでよく熟読して欲しい。
タンパク質-Protein-
筋肉はタンパク質で出来ている! つまり、身体作りには欠かせない栄養素!!
*ポイント*
・運動習慣のない人であれば、体重(kg)の1〜1.2倍のグラム数を目安に摂れ。
・トレーニングしている人であれば、体重(kg)の2〜3倍のグラム数を目安に摂れ。
・お肉や魚、卵、牛乳、大豆、プロテインなどに含まれる。
・タンパク質はどんな食材から摂っても1gあたり4kcal.が含まれる。
・摂り過ぎても太りにくい。
・勘違いしてはいけないのが肉の重さではなく、その肉に含まれるタンパク質の重さ。
脂質-Fat-
摂り過ぎると太るが、実は非常に重要な栄養素。
*ポイント*
・脂質はどんな食材から摂っても1gあたり9kcal.が含まれる。
・肉の脂や揚げ物、菓子パン、調理油、バターやマーガリンなど
・脂質はエネルギ、細胞膜やホルモン、ビタミンの吸収などにも必要なので
「摂らない」は危険。
・なるべく、魚の脂やオリーブオイルなどといったもので摂ろう。
・炒め物などはオリーブオイルがオススメだ。
炭水化物-Carbohydrate-
主にエネルギー源として働く。
*ポイント*
・炭水化物はどんな食材から摂っても1gあたり9kcal.が含まれる。
・ご飯、パン、麺類、イモ類など
・筋トレ中にこれが不足した状態で行うと、力が入らないどころか、自分の筋肉を分解してそれをエネルギーとして使ってしまう。
・ダイエットにも筋肉増量(バルクアップ)には、この栄養素が大きく影響する。(後述)
〜おまけトーク〜
人類の歴史を辿ると身体のメカニズムがいかによく出来ているのかと感心する。
現在、日本人はお腹が空いても冷蔵庫を開ければすぐに食べ物を口にする事が出来、
仮に冷蔵庫が空っぽでも少し歩けば深夜でさえコンビニに行けば調達ができる。
飢えで苦しむことなど、ない。と言っていいであろう。
しかし、少し時間を過去に戻すと、”飢え”というのは身近な物だった。
狩猟民族は狩りの成果が悪ければ、空腹は避けられない。
農耕民族は不作の年であれば、空腹は避けられない。
”飢え”から身を守るには、身体に貯蓄出来ると都合がいい。
だから炭水化物と脂質は身体に貯蓄が可能なようにシステムが組まれている。
さて、タンパク質は貯蓄が出来ないようになっている。
なぜか?
タンパク質を貯蔵することが出来る=筋肉が増える。
↓
代謝(エネルギーを使う)が増える。
↓
お腹がすく。
これは極めて都合が悪い。
恵まれた現代では食に困ることがないので筋肉が増えても問題がない。
それどころか、、大して筋肉がを使わなくても生活が出来るので、
自主的にトレーニングや積極的なタンパク質の摂取をしなくては、
筋肉は落ちていくであろう。
まとめると、貯蓄することが出来ないタンパク質は、
1日に必要なタンパク質はまとめて摂るのではなく、
複数回に分けて摂らなくてはならない。
プロのトレーナーが選ぶ上半身強化自重トレーニングはこれだ。
プッシュアップ(腕立て伏せ)
「なんだよ。腕立てかよ。」
と言った君。
この種目をナメてはいけない。実に万能だ。
この種目は主に胸の筋肉(大胸筋)を中心に上半身を総合的に鍛える事が出来る上に、
細かな鍛えたい部位、強度など、色々と応用が効く。
しかも、基本的に必要な器具などはいらない。己の身体だけだ。
ちなみに私は、
ベンチプレスは100kg以上のバーベルを使って行うが、
ウォーミングアップや胸のトレーニングの仕上げに取り入れたりする。
その理由は、
プロのトレーナーでも自覚して説明出来る人はわずかであろう。
敢えて文末で解説しよう。
まずは、オーソドックスなプッシュアップ
Point!!
-
足から頭のてっぺんまでが1本の棒になるようにまっすぐをキープ
- 左右の手の着く幅は肩幅よりも少し広く、位置は乳首くらい。
- 目線は前を向こう。(大胸筋に負荷が入りやすくなります。)
- 脇は決して閉じない様に肘が外に向かう様に曲げる。
- 3秒かけて下ろして、2秒で上げる。
- 動作中は腹筋に力を入れて、お尻が高くなったり、落ちたりするのはNG!!
まずは10回3セット!!セットとセットの間の休憩(インターバル)は1分30秒。
もしも、数回しか出来ない、疲れて正しいフォームで出来ない!!
って方は膝を途中からでも着いて行ってくれ。
強くなる為、引き締める為、健康の為に行っているトレーニングで怪我は本末転倒だ!
逆に物足りない。と感じたならば、これを使え!!!!!
誰の家にでもある椅子。これに足を乗せて腕立て伏せをすると強度を上げる事が出来る。
あるいは、これ。
ドン・キホーテでも売ってるな(笑)
コイツのコストパフォーマンスはなかなか○。
下手にダンベルを買い集めるより軽いし、邪魔にならないし。
買うのめんどくさいわー。
って人は雑誌積んでそこに手を着いてやってもいいと思うよ。
さまざまなバリエーションを紹介。
大胸筋(胸板)を強化!!
→手幅を肩幅の1.5倍ほどに広げる。
二の腕(上腕三頭筋)を強化!!
→手幅を狭くする。(胸の前で手で三角を作る様に)
まずはこれらのバリエーションを駆使して、
強化したい部位を狙って週に2回から3回のペースで3ヶ月続けてみろ。
必ず身体強くなってくれるはずだ。
ここまでは普段ハードコアにトレーニングをしている人にとっては、
「知ってるわ。」
とでも言いたい内容だと思うが、
ここから先は管理人の知識を本領発揮して皆様に共有したい。
突然だが、上半身のパフォーマンスを向上させるならば、
A.ベンチプレスを用いて大胸筋30kg分の負荷を与える。
B.プッシュアップで大胸筋に30kg分の負荷を与える。
この2つの選択肢を明確にどちらを選択すべきか解説出来るだろうか?
これには、問答無用で答えは、B だ。
なぜなら、肩甲骨の安定性、コントロール....つまりスタビリティーにおいて、
ベンチプレスは肩甲骨がバーベルによる荷重とベンチとで固定されてしまう
のに対し、
プッシュアップは自身の力で肩甲骨を安定させ、上肢に力を伝え、動作を完成させなくてならない。
この違いは、パフォーマンスにおいて見逃す事の出来ない、大きな違いだ。
FITNESS AREA の自己紹介!!!!!
まずは溢れる情報サイトの中から
FITNESS AREA を見てくれてありがとう。
管理人がどんな奴なのか知って欲しい。
現在は東京で 接骨院の院長 兼 パーソナルトレーナー として活動している。
〜経歴〜
東京都八王子市で生まれて八王子市で育つ。
幼少期は運動神経が鈍い息子を不安に思った両親が幼稚園の体操クラブに入門させる。
年中〜小学校4年生まで通った。
〜小学生〜
2002年サッカー日韓ワールドカップが開催され、
陸上競技のトップ選手であった父親の願いも虚しく、
息子である私は小学5年生でサッカークラブに入団。
地元のサッカークラブは弱小で同学年の選手数はわずか3人(笑)
外部との試合は下の学年から選手を借りて参加するといった具合だ。
しかし、同学年にわずか3人という状況が功を奏して、
1年足らずで学年イチの座(1/3(笑))を手に入れて八王子市の選抜(代表)メンバーに
なる為のセレクションに挑む切符を手に入れた。
なんと。
サッカー経験1年の坊主が1次セレクション、2次セレクションをパスし、
八王子の選抜メンバーに選ばれた。
〜中学生〜
その後は中学生のカテゴリーは、
柏レイソル(当時J1)の下部組織と
3年間を当クラブで選手生活を送った。
当時同クラブのメンバーには、現J リーガーや海外でプロ生活を送る選手、
仮面ライダー出身大物芸能人(分かるかな?)もいる。
中学2年の頃には強豪、横浜Fマリノスを下し、
神奈川県大会準優勝を掴み、チーム得点王を経験。
〜高校生〜
その後は東京あきる野市にある私立高校にサッカー推薦で入学。
しかし、高校2年生に上がると同時に、退部を決意し、
近所のクラブチームに籍を移した。
〜専門学生〜
その後は、サッカーを引退し、接骨院の先生になるべく、
柔道整復師科のある専門学校(3年制)へ入学。
同時に柔道部に入部。
国家資格の柔道整復師の免許も現役で合格、必修科目は満点だった。
ここではマスターズ世界チャンピオンを連覇している師範の元、
在学3年間、卒業後も1年ほど通っていたが、肩の脱臼と膝半月板の損傷で
引退を余儀なくされた。
〜就職〜
卒業後は接骨院に就職したが、運動不足とストレス解消を目的にジムへ入会。
それが、あの言わずと知れた筋肉ヲタクが集うとされる GOLD’S GYM だ。
サッカーや柔道でハードにトレーニングを積んきたものの、
ダンベルやバーベルを使った正しいフォームやトレーニング理論は全くの無知。
ベンチプレスもたしか...50?..60kgは挙がらなかったな。
周りには100kgを軽々挙げる化け物(褒め言葉)もいる中、
劣等感に襲われ、勉強することを決意。
インターネットでトレーナー関係のライセンスを検索すると、
良さげな団体が数件ヒットした。
NSCA...NESTA...JATI...
とりあえず、HPをザックリ見て1番ピンッときたNSCAのライセンスを取るべく
教材や受験料をその日のうちに振り込んだ。
それからは、起床、勉強、出勤、勉強、帰宅、就寝.....を繰り返し、
数ヶ月続け、1発合格。
(巷では、このライセンスを取得する為の専門学校もあるらしく、
試験当日、自分の周りは試験対策用の冊子を持った学生達で溢れかえっていた。)
それからというもの、トレーニングに関する、知識を蓄え、仕事の半分以上が
トレーナーのお仕事に変わっていった。
筋トレを趣味として毎日のように励んでいると、
ボディビル/ボディメイク系のコンテストに誘われるようになったのだが、
「ポージング!?体脂肪率数%の身体なんて無理無理」と断っていた。
しかし!
年末の忘年会で集まった同世代の仲間達の各業界での活躍や頑張りを感じ、
「挑戦もしないで、つべこべ言ってんじゃねえ」とケツを叩かれる想いで
翌年5月に行われるコンテストの出場を決意。
それが、NPCJが主催するBLAZE OPENという競争の激しい東京で開かれる大会。
人生初のガチ増量&ガチ減量を経験。
5ヶ月と20日によるコンテストに向けた、
徹底した食事管理とトレーニングが報われ、見事出場カテゴリーで優勝。
勝っても負けても1度しか出ない!と決めたことで、
失敗の許されない状況が生んだ慎重な計画と闘争心が幸運を呼んだと今でも思う。
と、同時に挑戦したお陰で学んだ事、経験した事、
優勝したからこその、若干の知名度と若干の肩書きを手に入れる事が出来た。
日々の仕事でも、
海外で活躍するプロサッカー選手や、日本のトップリーグ所属のアメフト日本代表選手、国内トップレベルの競泳選手、陸上競技選手、プロ野球選手、フィギュアスケーターなど様々な選手に指導する機会を得た。
現在も現場で指導や治療に携わる日々を過ごしながらも、
トレーニングや勉強に励んでいる。
さいごに・・・
それらの経験や知識をせっかくだから、このブログを通して共有しようと思う。
1発目の投稿は自己紹介という事で読んでくれた人、ありがとう。
読者登録、忘れずに!
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管理人
2014年:柔道整復師*国家資格
2015年:NSCA-CPT(National Strength and Conditioning Association-Certified Personal Trainer*米国ライセンス)
2017年:NSCAジャパン レベルアッププログラム レベル1認定