FITNESS AREA

接骨院の先生兼パーソナルトレーナー

NSCAってどうなの?取得5年目のライセンスレビュー

今回紹介するのは、私の所属して5年目のS&C団体

 "NSCA(National Strength and Conditioning Association)"    について

 

「見たこともない大きさのダンベルを軽々と持ち上げるアスリート」の写真[モデル:パルンボ井若]

まずS&C(Strength and Conditioning )とは、(以下、NSCAジャパン公式HPより抜粋)

「ストレングス」と「コンディショニング」の二つの言葉で構成されていますが、

それぞれの定義は以下のとおりです。

 

ストレングス(Strength)とは、筋力、パワー、筋持久力のみならずスピード、バランス、コーディネーション等の筋機能が関わるすべての体力要素に不可欠な能力であり、単に力発揮の大きさを表すだけでなく、状況に応じて適切に筋活動をコントロールするための「神経-筋系全体の能力」と定義されます。

 

コンディショニング(Conditioning)とは、スポーツパフォーマンスを最大限に高めるために、筋力やパワーを向上させつつ、柔軟性、全身持久力など競技パフォーマンスに関連するすべての要素をトレーニングし、身体的な準備を整えることと定義されます。また、一般の人々にとっては、快適な日常生活を送るために、筋力や柔軟性、全身持久力をはじめとする種々の体力要素を総合的に調整することとなります。

 

ストレングストレーニングは、本来コンディショニングの一部として捉えるべきものですが、NSCAが「ストレングス」と「コンディショニング」の両方を掲げているのは、NSCAがコンディショニングにおけるストレングストレーニングの役割を強調しているためです。

 

このS&C分野において、”科学者とスポーツ現場の指導者との橋渡し”を使命の中心に掲げています。

 

資格(NSCA-CPT)を取得する条件には...

  • NSCAジャパンの入会

  • 満18歳以上である事

  • 高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験合格者

  • 有効なCPR/AEDの認定者(*)

  • NSCA-CPT認定試験に合格

 

費用はいくらくらいかかる?

入会金(年会費)¥12,960-

受験料¥45,200-

以上の2点はマストでかかってくる費用です。

その他、

試験対策に必要な教材を購入すると良いでしょう。

①NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識 第2版 ¥12,960-(会員価格)

②NSCA-CPT受験用問題集セット ¥9,720-(会員価格)

③CPR/AEDの講習受講料(当認定証をお持ちでない場合)¥1,400-(受講施設による)

合計¥82,240-

 

どんな勉強をするのか?

  1. クライアントに対する面談と評価
  2. エクササイズテクニック
  3. プログラムプランニング
  4. 安全性、緊急時の手順、法的諸問題

以上の4点が資格試験に出題される範囲となります。

 

〜資格の継続〜

晴れて、資格を取得しても、

資格を保持し続けるためには"継続学習CEU"というポイントを

指定のセミナーを受講したり、最新ジャーナルに載っているクイズに回答したり

して更新日までに必要数貯めなくてはなりません。

 

この分野は日進月歩です。

新しい情報、知識には常にアンテナを張っておく必要があります。

この仕組みは大変ではありますが、私は必要不可欠な仕組みだと考えています。

 

〜まとめ〜 

結論から言うと、私の場合は満足度は高いです。

取得してよかったと思っているし、これからも資格更新していこうと考えています。

そもそもトレーナーいう仕事をするにあたって、資格が必要か否かは

以前の投稿にアップしましたが、最低限の知識の保証(クライアント様に対してと言うだけでなく、自身の能力として)になると思います。

ほぼ毎月(年間10冊なので)届くジャーナルも最新の研究が掲載されているので通勤時間などを使って読むと言うのも良いでしょう。

また、定期的に開催されるセミナーも興味のあるものには積極的に参加してみると良いです。セミナー自体の質も高いです。

S&Cという分野を仕事としていくにであれば、NSCA,NESTA,JATIのいずれかには所属しておく事を私はお勧めします。

逆に、資格を保持し続ける事はお金がかかる事。でもあるので、

複数取得、保持する必要はないと思います。

 

 

www.nsca-japan.or.jp